今日も岩山紗弥香さんと話をさせて頂き
ました。
今日は介護のリスクについてです。
長寿化の日本では、介護リスクも非常に
高くなっています。「平均寿命」から
「健康寿命」を引くと、健康でない
年数がでるのですが、男性でも9〜10年、
女性はそれ以上が平均となっています。
介護にかかるお金はかなり幅があり、
一概に「いくらあれば大丈夫」とは
言えません。
仮に月5万円、介護費用が必要だったと
すると、10年で600万円、ご夫婦で
1,200万円かかることになります。
最近は
@夫婦共働きの増加
→家族による介護支援が困難
A晩婚化
→子供が若いうちに親の介護が
始まってしまう
B勤務の遠方化
→首都圏や海外勤務の増加
などで、介護によるリスクは更に
高まっているのではないでしょうか。
多くの方が考えなければならない
介護について、私からは以下のことを
提案したいと思います。
@介護費用の準備
若いうちから始めるほど、有利です。
私は個人的には介護費用は保険では
なく、貯蓄等自力で準備すべきだと
思っています。
A介護の想定をしておく
介護は在宅なのか、施設なのか、
在宅なら誰にみてもらうのか、を
決めておくことで、介護費用が
算出しやすくなります。
B健康の維持を意識する
健康に気遣い、身体能力の衰えを
抑える努力をすることで、介護の
時期を遅らせたり、リスクを低下
させることが可能です。
介護は多くの方にとって「考え
なければならない将来」だと私は
考えています。だからこそ、若いうち
から準備しておくことで、将来
困らないようになるのではないで
しょうか。
特に独身の方、お子さんを頼れない
方は、お金で守る必要性が増すと
私は考えています。
あなたは
@若いうちはしたいことをして
楽しんだが、老後は苦労の連続
となる生活
A若いうちは苦労もしたが、老後は
安心できる生活
のどちらが良いですか?理想は
「ずっと楽しく安心できる生活」
ですが、実現は容易ではありません。
もしAを希望されるのであれば、
できるだけ早く介護リスクの備えを
始められてはいかがでしょうか。